先日行われたオレンジ地区の懇親会では合わせて漢方の 曽碧光先⽣による勉強会が催されました。今回のテーマは、"耳鳴り・嗅覚障害について"です。
セミを数匹飼っている様に、四六時中"ジージーと云う様な音"が聞こえ
ています。耳鼻科に通いましたが、未だ"セミ"が耳から離れません。
この様な症状はありませんか?
臭覚障害。
臭覚障害があれば「ニオイの損失は生活を味気ないものに」してしまいます。
曽先⽣からお話をお聞きすると共に、皆さんのご質問にもお応えしていただきました。
耳鳴り:
西洋医学では、「精神安定剤」が処方される様です。
「精神安定剤」???
どうも耳鳴りは、 精神的不安定"脳(聴覚をつかさどる部位)が不安定"から起こ
るらしく、その精神的不安定を取り除くことで治る様ですが、生憎、決定的な
処方箋がない様です。
そこで漢方では、頭重の様な症状に効くとされる釣藤散(ちょうとうさん)に加え、
不眠(精神的不安定)に効くとされる柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれい
とう)が処方される様です。
臭覚障害:
上気道感染との事。
漢方では、感冒に効くとされる小青竜湯 (ショウセイリュウトウ)、と共に慢性鼻炎
に効くとされる葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)が効果的の様
です。
曽先生にはお時間の許す限りオレンジ地区での勉強会をお願いしています。
このオレンジ地区の懇親会、漢方勉強会、そしてカラオケ同好会に参加してメンバーの方は1ポイントもらえます。そしてそのポイントを自分の必要な時に例えば日本に帰国中のお花の水やりなどに1時間1ポイントを使う事ができます。
オレンジ地区コーディネーター
小谷さん
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