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治験に参加してみた!OCメンバーの 貴重な体験談!






治験に参加して 2021年4月

2020年はCovid-19が始まり3月には働いていた会社をレイオフされました。退職金や失業保険が支給され2020年いっぱいは仕事をしなくても問題ないと思いクルマを買い替え、キャンプを始めてYOUTUBEに投稿することにしました。ビデオを撮ったり動画の編集をしたりして、時間をつぶしていましたが、2021年になり退職金も底をつき始めたので、なにか収入になることをしなければと考えていました。そして前から少し興味のあった治験に参加したら、誰かの手助けになるしお金ももらえるし一石二鳥かなと思い、家の近くにある治験の施設に問い合わせてみました。最初は副作用など将来的な問題が起きた時やその保証などが心配でした。しかし投薬はたいてい一回の治験で一回だけで、その後数日入院が必要なのは副作用などをチェックするために行われるということでした。何か大きな問題があった場合数日以内に反応が出る可能性が多いのでしょう。コロナワクチンも接種してから15分から30分くらい待たされるのもそのせいだと思います。話を聞いた後、意を決してスクリーニングを受けることにしました。スクリーニング当日は予約時間の30分前に施設に行き, COVIDテストを受けます。その時は指の先から採血をして調べました、約10分後に結果がわかるので、陰性だったらスクリーニングテストを受けます。テストはそれぞれの治験内容によって違うそうですがおおむね身体測定、採尿、採血、心電図、問診、その時はレントゲン検査もありました。数日検査結果を待っていたのですが、結果は不合格でした。治験のための規定値は一般的な数値より高いみたいで、私は肝臓の数値が引っ掛かったようでした。今まで肝臓は何も問題がなかったので、びっくりして自分のドクターに再検査の予約をしました。結果は問題なし。念のためにCTスキャン、レントゲンも撮ってもらいましたが、問題なしでした。その時は多分薬の副作用で肝臓には負担が大きのだろうと思い私の体では治験は参加できないなと諦めていました。でもこの体験を通して治験のことをもっと多くの人と共有したら、いろいろな意味で人助けになるなあと思いナルクでセミナーをする提案をしました。ZOOMを使いWCCTの広報の方に講師をしていただいて、詳しく治験の流れや報酬について説明していただきました。そしてその後別の治験の話があり、またスクリーニングを受けましたが、肝臓の数値が引っ掛かり不合格でした。もう私の体では治験を受けることは無理なのかと思っていたら、また別の治験の話があり、スクリーニングを受けたら今回は合格でした。それぞれの製薬会社によって規定値が違うそうで、いつも調べてみないと事前にはわからないようです。

治験を受けるにあたってはいろいろな規約があって少し戸惑いましたが、初めて治験に参加できました。まず治験の前はお酒、たばこ、コーヒー、お茶、サプリメント、ハーブ、漢方薬から目薬にいたるまで、とってはいけませんし、入院に関しては自分の枕やバスタオルの持ち込み禁止、(以前にベッドバグなどの問題があったようです)洗面や化粧品は内容表示が英語でないものはダメでした。今回は4泊5日の治験でしたので、それくらいなら辛抱できるかなと思いました。最初の日は入院するための手続きと部屋割りでほとんど待っている時間でした。2日目は投薬日で18人一度にはできないので順番に採尿(最初の日だけ丸一日トイレに行くたび)、採血、心電図そして腹部に2か所注射されました。最初の人と最後の人では約2時間ずれて、その後遅い朝ごはん。そんな感じで昼からまた採尿、採血、心電図、腹部のチェック、夜にもう一回同じ検査をしました。この2日目が一番忙しかったようです。3日目は朝と夜、4日目は朝、5日目も朝。検査があり。朝ごはんを食べて帰宅出来ました。食事の時間は順番で時間も決まっていて、食べ始め、食べ終わりの時間を報告しなければいけませんでした。コーヒーとかお茶は飲めないし、結構ストレスでしたね。入院中はずっと室内にいて退院の時やっとお日様にあたることが出来ました。この治験に参加していた人たちは結構常連の人が多かったようで、顔見知りみたいでした。治験を終えて思ったことは、こんなに拘束されるのなら高い報酬は当然だろうと思いました。しかし日本語でおしゃべり出来て、新しい友人を作れるのは、貴重な体験でした。この後フォローアップが9月まで続きます。またチャンスがあったら参加してみようと思います。

トンプソン君子



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